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2013年06月04日

自然観察会GWスペシャル 最終日

自然観察会GWスペシャル 最終日は「石垣島で火山活動があったシリーズ」の3箇所目です。 数年前に谷崎会長やオイラの山の先生・Mさんら数人で、おそらくココが噴火口だろうと言う場所を見つけ、以前は「ここの海岸には野底層起源の緑色凝灰岩の角礫凝灰岩(噴火時に飛んで来た火山弾)が転がってる」と言う事だったんですが、会長のその後の調べで火山弾じゃないかも知れない、と言う事でした。 今のところ保留中です。
 
野原崎13.5.7a

野底層の露頭にはタマネギ状風化(オニオンクラック)も見られ、その中心部にはコアストンと言われる原岩があります。 タマネギ状風化は火山灰が溜まって出来た凝灰岩の地層だけでなく、花崗岩、 安山岩、玄武岩など火成岩の地層にも出来ます。 花崗岩の風化が進むとマサ土(真砂土)になります。

野原崎13.5.7b

これとは別に溶岩が海に流れ急激に冷やされた時に出来る枕状溶岩も別の場所で見る事が出来ます。 地質の勉強をしてる人が見たい基本的な物から専門家も見てみたい津波石など、「殆ど揃ってる・実際に見る事が出来る」というのが石垣島なんですね。


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Posted by 石エコ会 at 22:47│Comments(0)観察会
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