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2016年05月25日

5月のリーフクラフト教室

5月のリーフクラフト教室           
  (バラビドーで会いましょう。)

                   石垣島エコツーリズム協会会長  谷崎樹生

 今月もいろいろあって月末の開催になってしまいました。今月からは会場をバラビドー観光農園に移してのリーフクラフト教室になります。さらに今月は日曜と月曜の開催です。
 ところで、皆さんのご近所のヤエヤマヤシやマニラヤシはお元気ですか?沖縄中のココヤシをボロボロにしてしまった「キムネクロナガハムシ」ですが、様子を見ているうちに被害はさらにひどくなっている ようです。中にはすっかり快復してきれいな新葉を開けるようになった株もありますが、枯れそうな株や枯れてしまった株も増えてきました。
 素人が考えると「害虫が発生しているなら殺虫剤を撒けばいいじゃないか!」ということになりますが、農薬の使い方には厳しいルールがあるそうで「この植物にこの害虫が発生した時には、この農薬をこれこれこういう方法で撒かねばならない!」というルールが厳しく規定されているそうです。
 ヤシの新芽を食べるキムネクロナガハムシに使っても良いと指定されている農薬は無いようです。だから様子を見ていることしかできなかったのでしょう。だけどこのまま何もしないで眺めていると、ココヤシがたどった道をヤエヤマヤシやマニラヤシもたどること になってしまいそうです。
 農薬の散布以外に天敵の導入という方法もありますが、この国では天敵を「生物農薬」とか「天敵農薬」と呼び、殺虫剤などの「化学農薬」と同様に導入は法律で厳しく規制されています。外国では新しい害虫が侵入したら先ず天敵を導入することが普通に行われており、効果も上がっているようです。
 我が国で天敵の導入に対する規制を厳しくしているのは、農薬メーカーの利権を守るためなのかもしれません。そのようなメーカーは農水省の天下り先でもありますから、ありそうな癒着の構図ではあります。
 今回から会場をバンナ公園からバラビドー観光農園に替えたのは、材料のヤシの葉の調達を考えてのことです。バラビドー観光農園ではいろんな種類のヤシが育て られていますから、リーフクラフトという文化をさらに幅広く育てられる可能性に期待しています。

 今回は日曜と月曜の開催になります。他の日でないと参加できない方には自宅での教室の開催もできますからご相談ください。我が家のリーフクラフトギャラリーを見てもらいながら一緒に編みましょう。 


日時と場所 5月29日(日)と30日(月) 午後1時から4時(一日だけの参加も可)   
バラビドー観光農園

参加費は、100円以上です。
申し込み・問い合わせは 090-6863-5039(谷崎携帯)です。
材料や道具の準備が必要ですからなるべく事前に申し込んで下さい。


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Posted by 石エコ会 at 01:13│Comments(0)お知らせ
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